たっきーの行政書士試験1発合格記

 

 

 

 

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平成15年度 合格率2.89% 

まさかの超低合格率試験。

はじめから分かっていれば挑戦すらしなかったであろう国家試験。

 

約3カ月の受験準備期間。

無謀ともいえる試験にチャレンジ、

そして1回で試験攻略した、

たっきーの行政書士試験受験体験記を

この記事では綴っていきたいと思います。

 

 

 

 

1、法律知識ゼロ。資格の存在すら知らなかった大学4年生時代 

 

ぼくは将来、特にやりたいこともなく

大学4年生にもなりながらロクに就職活動もしていませんでした。

当然企業の就職内定ゼロでした。

 

「まぁアルバイトでもしながら

適当に生きていけばそれでいいや」 

 

そんな世の中を完全に舐めたような人間でした。

 

そういう中、大学の友人が悪徳商法に騙され、

どうにか問題を解決できないかと弁護士に相談したいと思い、

弁護士を探している中、行政書士事務所の看板を掲げてある、

おじいちゃん行政書士の事務所に駆け込むように入り、あれこれ相談すると、

 

 内容証明を出せばいいよ」

 

「文面はこれこれこれで見様見まねで書きなさい」

 

「大きい郵便局で出しなさい」

 

というように言われ、

そのとおりにすると本当に高額商品の契約が解除できてしまったのです。

しかも「相談料はいらない」という話でした。

 

行政書士スッゲー、かっこいいなー」

 

ぼくがはじめて行政書士の存在を知った瞬間でした。

 

あと、昼に深津絵里さん主演のカバチタレという

ドラマの再放送が流れていたこともあり、

行政書士資格のことも少し知った感じでした。

 

行政書士って法律知識を使ってあれこれするんだなー」

 

「面白そうだなー」

 

大学4年生7月頃でした。

 

2、法律の国家資格試験を意識し始める

 

資格1000選みたいな本を書店で立ち読みし、

法律資格には弁護士、司法書士行政書士等様々な国家資格があることを知り、

どれにしようかなー。と悩み始めました。

 

弁護士はドラマでよく見ていたので法律家といえば弁護士だな。

という認識はありました。

 

しかし、書店の司法試験の書籍のあるコーナーにいってみると教材が山のようにあり、

 

「これ、全部覚えるの

 

「絶対無理!」

 

「一生受からないかもしれない」

 

そう思い弁護士は早々とあきらめました。

 

司法書士については登記がうんちゃら、かんちゃらで、

「仕事じたいあまり面白くなさそうだなー」。

その割には合格率2%台で

これも「途中で挫折するな…」と考え早々とあきらめました。

 

残るは 行政書士。

ドラマの「カバチタレ」ではかっこいいと思っていましたし、

 

何より「試験が自分にも合格できそうだな」

 

「よし、行政書士に決めた」

 

軽く決意した瞬間でした。

 

3、夏休みに実家に帰省し受験のことを親に話す。答えは却下

 

「受かるわけ無いだろ」

 

「だまって就職先探せ」

 

「勉強しても無駄だから夏休みは実家の漁業の仕事手伝え」

 

夢も希望もない答えでした。

 

 しかし、

「人生1回だけでもなにかに挑戦したい」

 

そういう思いから、当時の彼女(現在の妻)には行政書士を目指すことを電話で伝え

夏休み明けから猛勉強する旨も伝えました。

 

 当時の彼女「やりたいことが見つかってよかったね、がんばってね」

というこたえでした。

 

 ぼくは固く決意しました。

 

行政書士試験絶対受かってやる」

 

「お盆が明けて札幌戻ったら猛勉強はじめてやる」

 

「周りのみんなを見返してやる」

 

4、8月のお盆明け、札幌に戻り何から手を付けていいか悩む。残りあと3ヶ月。

 

とりあえず、大学の図書館に行き憲法民法行政法の超入門本みたいなのを

軽く斜め読み。

 

 「うーん、分からん」

 

 「行政書士試験についての勉強法みたいな本書店で立ち読みしよう」

 

 そう思って書店に向かい立ち読みしたが、まだあまりしっくりこない。

 

 「だけどもう時間が無いからテキスト買っちゃえ」

 

そう思い

当時のレック出順、テキストと過去問を一式買いました。

テキスト3冊、過去問10年分記載の過去問集2冊、行政書士試験受験六法、

の全部で6冊を買いました。

 

「とりあえず1カ月でこれをマスターしよう」

 

ありったけのお金をはたき書籍は揃えました。

予備校は通う時間もお金もありませんでした。

 

ぼくは大学の単位が4年生で40単位くらい残っていたし

卒業論文もやりながらなので相当厳しいことになるとは思っていました。

 

その中で受験まであと3カ月しかない、

これでダメなら人間ダメだと思いながら独学で勉強を進めました。

 

5、わからないところは全部すっ飛ばし勉強法

 

独学なのでテキストを見てもあまりしっくりきません。

 

 わからないことだらけなのです。

 

 そこでぼくが採った勉強法、

テキストを軽く読む1科目終わったら過去問集のその科目を問題と解答をただ読む。

過去問に出てきた条文は赤ペンで線を引く。

 

 勉強というよりは、ただ作業を繰り返す。

 それだけにしました。

 

 結果全科目テキスト、過去問集、六法を1カ月で3回回しました。

 

 「知らない部分は知らないでいいや6割取れば合格だし」

 

 そう思い、とにかく全体を回すこと優先しました。

 

 ただ、一般教養科目の国、社、数、理、英だけは

中学校の3年生レベルのことも忘れていたので、

書店で中学校3年生用のテキストを立ち読みしました。

3時間くらい立ち読みしました。

 

書店の方、本買わないでごめんなさい。

 

6、この試験は暗記では受からない。試験会場で考えて解く試験に違いない。

 

ぼくは当時の行政書士試験は丸暗記では受からない試験だと思いました。

 

 なぜなら、テキストと過去問の暗記だけで受かるのなら

合格率90%以上になっているはず。

だって受験生って基本、テキスト過去問くらい暗記してるはずでしょ。

 

 なのに合格率が低いのは暗記だけではなく、

その場で考えて解く問題が多く出題されるから

こんなに合格率が低いのではないか、と考えました。

 

「受かるには受験テックニックが必要だな」

 

「テキストと過去問、条文を回す勉強から

 法的思考力を身につける勉強をしよう。」

 

7、答練17回分をまとめ買い。残りあと2ヶ月。 

 

実家の漁業のアルバイト代が入ってきたので

早稲田セミナーの答案練習会の問題と解説、

そして解説テープが入った講座を12万位で買う。

 

勉強の仕方としては答練一回を1時間で解く。

 

採点する。

 

間違った問題のみ解説を読む。約30分で。

これを毎日4答練分しました。

 

解説テープは一切聞きませんでした。

聞く時間がありませんでした。

 

ただ過去問を見たときに、条文に赤ペンでチェックを入れていたので、

その条文を全科目毎日30分素読する。

 

これも毎日しました。

 

最初の回は3割~4割しか正解できなかったのが、

2回目になると7割~8割正解するようになります。

 

3回目には140点中130点以上は毎回正解できるようになります。

 

 

8、第1回模擬試験の結果

 

このときはテキストと過去問の読み込み3回、そして条文に線を引く。

 

その程度の勉強レベルで受けた模擬試験でしたが、

成績は3100人位中3000番くらい

合格には程遠い結果でした。

 

でしたが、7のとおり答練を解きまくって条文の素読を10回以上した結果。

 

実力はかなりついたようで次の記事に書く通り、

2週間後の第2回模擬試験は合格判定Aになりました。

 

9、第2回模擬試験の結果

 

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記事7のとおり勉強をした結果、合格最低限の実力がついたことがわかります。

 

10、本試験当日までの勉強のしかた

 

テキストの斜め読みと条文の素読をひたすらする。

 

このあたりからテキストに書いてあることが理解できるようになりました。

 

独学だったのでテキストを見てもちんぷんかんぷんだったのが、

答練問題の解きまくりと条文素読をひたすらするようになり、

試験直前にやっとテキストを理解できるようになりました。

 

ちなみに、憲法民法、商法、行政法など過去問の読み込みのとき、

赤ペンでチェックし数十回にもわたる条文素読をした結果、

条文は空でも言えるようになりました。

(今となってはほとんど忘れてしまいましたが)

 

11、本試験当日

 

2時間ほど早く試験会場につきました。

会場は北海学園大学でした。

ほかの受験生たちは試験直前まで勉強をしまくっている様子でしたが、

ぼくは本試験当日は一切勉強はしませんでした。

 

なぜなら、目と頭が疲れるからです。

 

おそらく、相当量の論理的思考と読解を要するであろう本試験。

集中力が続かなくなればおしまいです。

 

その場で考え答えを導き出すような

頭と目と集中力を要する試験の前に勉強、復習などできません。

 

「したら負け、今日は本試験だけに集中する」

会場の外にいるほとんどの受験生はおそらく落ちるだろうなー。

そう思いました。

 

受験戦略的に暗記か論理的思考力と読解力を鍛えるべきか。 

ぼくは後者の方を選びました。

 

 そして、試験開始、予想が的中しました。

その場で考える問題がほとんどで、

あとは過去問でも答練でも見たことがない問題。

 

丸暗記の勉強ではまったく歯が立たず、

その場で論理的思考力さえ鍛えていれば、

前提知識が少量でも解ける問題がかなりの割合でありました。

 

8割の正答率を要する司法書士試験と違い行政書士試験は6割で合格です。

 

「もしかしたら、いけるかも!」

 

12、試験が終わり予備校での回答速報で合格を確信

 

早稲田セミナー、レック、など各予備校で解答速報が発表され

自己採点してみると合格圏に入っていました。

 

しかし、合格発表まではまだ本当に合格したのかわからないので

ソワソワした気分のまま合格発表日まで過ごしました。

 

13、合格発表日 当日

 

北海道で3000人くらい受験して71人が合格。

 

全国的な合格率は2,89%

 

合格者の掲示板に、自分の受験番号があるか不安でいっぱいでした。

 

大学の図書館でパソコンを借り、インターネットで自分の受験番号を検索しました。

 

ありました。

 

合格していました。

 

22年間で1番頑張ったできごとでした。

 

本当にうれしくて、うれしくて。

 

付き合っていた彼女(現妻)にお祝いに焼き肉をおごってもらっちゃいました。

両親にも電話で受かったことを報告。

 

「よくがんばったな」

 

ふだん、ぼくのことを褒めない両親が褒めてくれました。

 

 

14、おわりに

 

行政書士試験は難しいときと簡単なときが極端です。

 

ぼくのときは論理的思考力を問う試験問題のときだったので

採用した戦略がたまたま当たり、短期合格に結び付いたと思います。

 

暗記重視の試験のときもあると思いますので、

一概にこの方法をやれば絶対合格できるなどは言えませんが。

 

3回かかっても4回かかっても

あきらめず勉強続ければ必ず受かる試験だとは思います。

 

現在では法科大学院生の受験生及び卒業生が司法試験の滑り止めで受かっている。

彼らが合格率をあげている。

などインターネットでたまに見かけますが本当だと思います。

 

なぜなら彼らは法的思考力、論理的思考力を徹底的に鍛えてますから

(それこそ人生をかけて)。

そこに行政書士試験の対策を少し行えば合格というような感じでしょうか。

 

大体何時間程度の勉強時間で合格できるの?などよく聞かれますが、

 

ぼくの場合は約400時間くらいでした。

 

期間は正直2カ月なのか3カ月なのか

今となっては確かな勉強期間は忘れてしまいました。

 

盆明けから勉強したのだけは確かです。

 

ボリュームにすれば

日商簿記2級100時間、

FP技能士2級100時間、

宅建100時間くらいだと思うのでその4倍くらいだと思います。

 

合格すれば、一生ものの資格なので

若い時に取っとくのも有りな資格だと思います。

 

現実ぼくはこの資格を活用して独立開業し、

今現在、普通にご飯を食べていけている状態なので

「若い時に取っておいてよかったー!」って感じです。

 

 また別な記事で行政書士でくえるか」について書いていきますので

 宜しくお願い致します。

 

 長文お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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