建設業会計仕訳講座 初級編〇現金過不足〇当座預金〇当座借越〇貸付金〇借入金

 

もくじ

 

1.現金過不足が発生したときの仕訳

帳簿上の現金残高よりも、実際の現金残高の方が10,000円多かった。
原因はまだわかっていない。

 

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312102010p:plain
帳簿の現金を10,000円増やします。(実際に合わせる)
原因がまだわかっていないので、相手科目は現金過不足を使います。

 

〇現金が10,000円増えるので、貸借対照表の現金に+10,000円です。
 (資産の増加)
〇現金過不足は原因が判明するまで、とりあえず収益に+10,000円です。
 (収益の増加)

f:id:puuchama:20190312102036p:plain

 

 

 

2.現金過不足の原因が分かったときの仕訳

先日発生した現金過不足の原因は、完成工事未収入金を受け取っていたが、記帳が漏れていることが原因だった。
 
〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312102321p:plain

現金過不足の原因が分かったので、現金過不足が減ります。
完成工事未収入金は回収してあるので、帳簿の完成工事未収入金を10,000円減らします。

 

〇完成工事未収入金が減るので、貸借対照表の負債の部に+10,000円です。
 (資産の減少)
〇現金過不足が減るので、損益計算書の費用に+10,000円です。
 (収益の減少)

f:id:puuchama:20190312102432p:plain



 


 

3.現金過不足の原因が分からなかったときの仕訳

先月の現金過不足10,000円の原因がわからないまま決算することになった。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312102710p:plain

現金過不足の原因が分からなかった場合で、実際の現金が多かったときは雑収入に振り替えます。
現金過不足を減らし、雑収入が10,000円になります。

 


〇現金過不足が減るので、損益計算書の費用に+10,000円です。
 (収益の減少)
〇雑収入で処理するので、損益計算書の収益に+10,000円です。
 (収益の増加)

f:id:puuchama:20190312102751p:plain



 

 

 

4.当座預金口座に現金を預け入れしたときの仕訳

現金10,000円を当座預金へ預け入れした。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312103012p:plain


当座預金が10,000円増えるので、貸借対照表の資産の部に+10,000円です。
 (資産の増加)
〇現金が10,000円減るので、貸借対照表の負債の部に+10,000円です。
(資産の減少)

f:id:puuchama:20190312103038p:plain

 

 

 

 

5.小切手を振り出したときの仕訳

下請会社に対し工事代金1,000円を支払うため、当座預金から引き出されるよう、小切手で振り出した。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312103247p:plain

当座預金が減るので、帳簿の当座預金を1,000円減らします。
工事未払金が減るので、帳簿の工事未払金を1,000円減らします。

 


〇工事未払金が1,000円減るので、貸借対照表の資産の部に+1,000円です。
 (負債の減少)
当座預金が1,000円減るので、貸借対照表の負債の部に+1,000円です。
 (資産の減少)

f:id:puuchama:20190312103319p:plain

 

 

 

 

6.当座預金の残高を超えて引き出したときの仕訳

銀行と当座借越契約をし、下請会社に対し工事未払金500円を、小切手を振り出して支払った。
その際、当座預金の残高は450円だった。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312103549p:plain

未払だった工事代金を払ったので、工事未払金が減ります。
当座預金残高が減ったので、帳簿の当座預金残高も減らします。
50円は当座預金残高を超えたので、当座借越(負債)が発生します。

 

 

〇工事未払金が減るので、貸借対照表の資産の部に+500円です。
 (負債の減少)
当座預金残高が減ったので、貸借対照表の負債の部に+450円です。
 (資産の減少)
〇当座借越が発生したので、貸借対照表の負債の部に+50円です。
 (負債の増加)

f:id:puuchama:20190312103615p:plain

    
       

 

 

7.当座借越があるときに当座預金へ預入したときの仕訳

当座預金へ現金1,000円を預け入れした。
預け入れた1,000円から、先日の当座借越50円を返す。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312103842p:plain

当座借越50円を返したので、帳簿の当座借越を減らします。
当座預金の残高が増えたので、帳簿の当座預金を増やします。
現金が減ったので、帳簿の現金も減らします。

 


〇当座借越が減るので、貸借対照表の資産の部に+50円です。
 (負債の減少)
当座預金が増えるので、貸借対照表の資産の部に+950円です。
 (資産の増加)
〇現金が減るので、貸借対照表の負債の部に+1,000円です。
 (資産の減少)

f:id:puuchama:20190312103904p:plain

 

 

 

8.お金を貸し付けたときの仕訳

従業員からお金を貸してほしいと頼まれ、現金500円を従業員へ貸した。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312104446p:plain
現金を貸したので帳簿の現金を500円減らします。

 

 〇貸付金が500円増えるので、貸借対照表の資産の部に+500円です。
 (資産の増加)

〇現金が500円減るので、貸借対照表の負債の部に+500円です。

 (資産の減少)

f:id:puuchama:20190312104504p:plain 

 

 

 

9.貸付金が返ってきたときの仕訳

従業員へ貸し付けていたお金が返ってきた。
その際に利息30円も現金で受け取った。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312104729p:plain

 


〇現金が530円増えるので、貸借対照表の資産の部に+530円です。
 (資産の増加)
〇貸付金が500円減るので、貸借対照表の資産の部に+500円です。
 (資産の減少)
〇受取利息が30円増えるので、損益計算書の収益に+30円です。
 (収益の増加)

f:id:puuchama:20190312104756p:plain

 

 

 

 

10.お金を借入したときの仕訳

銀行から現金10,000円を借入した。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312104948p:plain

 

 〇現金が10,000円増えるので、貸借対照表の資産の部に+10,000円です。
 (資産の増加)
〇借入金が10,000円増えるので、貸借対照表の負債の部に+10,000円です。
 (負債の増加)

f:id:puuchama:20190312105006p:plain



 

建設業会計仕訳講座初級編もくじ

 

たっきー家のポートフォリオもくじへ

www.gyouseishositakkii.com