建設業会計仕訳講座 初級編〇借入金〇未払金〇未収金〇小口現金

 

 

もくじ

 

1.借入金を返済したときの仕訳

銀行から借入していた10,000円を現金で返済した。

その際に利息も現金で支払った。

利息の年利率は3%で、借入期間は8カ月とする。

 〇次のような仕訳になります。

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借入金を返済したので、借入金を減らします。
現金が減ったので、帳簿の現金も減らします。
利息を払ったので、支払利息(費用)が発生します。


〇借入金が10,000円減るので、貸借対照表の資産の部に+10,000円です。
 (負債の減少)
〇支払利息が200円発生したので、損益計算書の費用に+200円です。
 (費用の発生)
〇現金が10,200円減ったので、貸借対照表の負債の部に+10,200円です。
 (資産の減少)

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2.工事とは関係のないものを後払いで購入したときの仕訳

トラック10,000円を購入し、代金は月末に払う。

〇次のような仕訳になります。

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トラックを購入したので、車両運搬具(資産)を増やします。
代金は後払いなので、未払金(負債)が発生します。

 

〇車両運搬具が増えるので、貸借対照表の資産の部に+10,000円です。
 (資産の増加)
〇未払金が増えるので、貸借対照表の負債の部に+10,000円です。
 (負債の増加)

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3.未払金を支払ったときの仕訳

12/1に後払いで購入していたトラックの代金を現金で支払った。

〇次のような仕訳になります。

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代金を払ったので、未払金を減らします。
現金で払ったので、帳簿の現金も減らします。

 

〇未払金が減るので、貸借対照表の資産の部に+10,000です。
 (負債の減少)
〇現金が減るので、貸借対照表の負債の部に+10,000円です。
 (資産の減少)

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4.工事とは関係のないものを代金後払いで売ったときの仕訳

トラックを10,000円で売った。
代金は月末に回収することになった。

〇次のような仕訳になります。

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トラックを売ったので、車両運搬具(資産)を減らします。
代金は月末に受け取るので、未収金(資産)を増やします。

 

〇未収金が増えるので、貸借対照表の資産の部に+10,000円です。
 (資産の増加)
〇車両運搬具が減るので、貸借対照表の負債の部に+10,000円です。
 (資産の減少)

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5.未収金を回収したときの仕訳

トラックを10,000円で売った際の未収金を現金で受け取った。

〇次のような仕訳になります。

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未収金を現金で受け取ったので、帳簿の現金も増やして、未収金を減らします。

 

〇現金が増えるので、貸借対照表の資産の部に+10,000円です。
 (資産の増加)
〇未収金が減るので、貸借対照表の負債の部に+10,000円です。
 (資産の減少)

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6.小口係に小口現金を前渡したときの仕訳

定額資金前渡法を採用している会社で、小切手を振り出して、小口現金1,000円を小口係に渡した。

〇次のような仕訳になります。

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当座預金が減るので、帳簿の当座預金も減らします。
小口現金(資産)が増えるので、借方に小口現金1,000円です。


〇小口現金が1,000円増えるので、貸借対照表の資産の部に+1,000円です。
 (資産の増加)
当座預金が1,000円減るので、貸借対照表の負債の部に+1,000円です。
 (資産の減少)

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7.小口係が小口現金で支払いをしたときの仕訳

小口係が小口現金で支払いをしたときは、小口現金出納帳へ記録するため

帳簿では仕訳しません。

 

 

 

 

8.小口係から会計係へ支払報告があったときの仕訳

小口係から、文房具代500円を小口現金で支払ったと報告を受けた。

〇次のような仕訳になります。

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房具代は消耗品費なので、消耗品費(費用)を計上します。
小口現金は、支払った分だけを減らします。


〇消耗品費が500円増えるので、損益計算書の費用に+500円です。
 (費用の増加)
〇小口現金が500円減るので、貸借対照表の負債の部に+500円です。
 (資産の減少)

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9.会計係が小口現金を補充したときの仕訳

先日支払報告を受けた分の500円を、小切手を振り出して補充した。

〇次のような仕訳になります。

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小口現金を補充したので、小口現金が増えます。
当座預金が減ったので、帳簿の当座預金も減らします。


〇小口現金が500円増えるので、貸借対照表の資産の部に+500円です。
 (資産の増加)
当座預金が500円減ったので、貸借対照表の負債の部に+500円です。
 (資産の減少)

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