建設業会計仕訳講座 初級編〇約束手形〇手形の裏書〇手形の割引〇手形貸付金〇手形借入金〇

 

 もくじ

 

 

1.約束手形を振り出したときの仕訳

材料500円を仕入れ、代金は約束手形を振り出した。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312115807p:plain

材料(費用)を仕入れたので、借方に材料500円を計上します。
約束手形の代金の支払義務が発生したので、貸方に支払手形(負債)です。


〇材料が500円増えたので、損益計算書の費用に+500円です。
 (費用の増加)
〇支払手形が500円増えたので、貸借対照表の負債の部に+500円です。
 (負債の増加)

f:id:puuchama:20190312115845p:plain


 

 

 

 

2.約束手形の代金の支払いをしたときの仕訳

先日の約束手形の代金500円を当座預金口座から支払った。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312123315p:plain
約束手形の代金を支払ったので、支払手形(負債)が減ります。
当座預金が減ったので、帳簿の当座預金(資産)も減らします。


〇支払手形が500円減ったので、貸借対照表の資産の部に+500円です。
 (負債の減少)
当座預金が500円減ったので、貸借対照表の負債の部に+500円です。
 (資産の減少)

f:id:puuchama:20190312123354p:plain

 

 

 

 

3.約束手形の受け取り

完成工事未収入金1,000円を約束手形で受け取った。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312123545p:plain
約束手形を受け取ったので、受取手形(資産)を増やします。
完成工事未収入金を回収したので、完成工事未収入金(資産)を減らします。


受取手形が1,000円増えたので、貸借対照表の資産の部に+1,000円です。
 (資産の増加)
〇完成工事未収入金が1,000円減ったので、貸借対照表の負債の部に+1,000円です。
 (資産の減少)

f:id:puuchama:20190312123609p:plain


 

 

 

 

4.約束手形の代金を受け取ったときの仕訳

先日受け取った約束手形当座預金口座へ振り込まれた。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312123833p:plain
代金は当座預金に振り込まれたので、当座預金を増やします。
手形代金を受け取ったので、受取手形を減らします。

 

当座預金が1,000円増えたので、貸借対照表の資産の部に+1,000円です。
 (資産の増加)
受取手形が1,000円減ったので、貸借対照表の負債の部に+1,000円です。
 (資産の減少)

f:id:puuchama:20190312123854p:plain

 

 

 

 

5.自己振り出し手形が返ってきたときの仕訳

A社に対する完成工事未収入金500円を、自社が振り出した約束手形で受け取った。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312124117p:plain

自社が振り出した約束手形は支払手形(負債)なので、支払手形の支払いをする義務がなくなったので、支払手形を減らします。
完成工事未収入金を回収したので、完成工事未収入金を減らします。


〇支払手形が500円減ったので、貸借対照表の資産の部に+500円です。
 (負債の減少)
〇完成工事未収入金が500円減ったので、貸借対照表の負債の部に+500円です。
 (資産の減少)

f:id:puuchama:20190312124155p:plain

 

 

 

 

6.約束手形を裏書譲渡したときの仕訳

B社から材料1,000円を仕入れた。
B社に対する材料1,000円の支払いは、A社から受け取っていた約束手形を裏書きしてB社に渡した。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312124521p:plain

材料を仕入れたので、材料(費用)を増やします。
A社から受け取っていた約束手形を裏書譲渡したので、受取手形(資産)を減らします。


受取手形が1,000円減ったので、貸借対照表の負債の部に+1,000円です。
 (資産の減少)
〇材料が1,000円増えたので、損益計算書の費用に+1,000円です。
 (費用の増加)

f:id:puuchama:20190312124544p:plain

 

 

 

 

7.約束手形を銀行で割り引いたときの仕訳

A社から受け取っていた約束手形1,000円を銀行で割り引き、割引手数料100円を差し引いた残額の900円が当座預金に振り込まれた。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312124911p:plain

当座預金に振り込まれたので、当座預金を増やします。
手形を割り引いたときは、手形売却損(費用)が発生します。
受取手形は銀行に売ったので、受取手形を減らします。

 

当座預金が900円増えたので、貸借対照表の資産の部に+900円です。
 (資産の増加)
〇手形売却損が100円発生したので、損益計算書の費用に+100円です。
 (費用の発生)
受取手形が1,000円減ったので、貸借対照表の負債の部に+1,000円です。
 (資産の減少)

f:id:puuchama:20190312124939p:plain

 

 

 

 

8.お金を貸して手形を受け取ったときの仕訳

A社に現金1,000円を貸し付けて、借用証明の代わりに約束手形を受け取った。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312125207p:plain
現金を貸したので、帳簿の現金を減らします。
お金を貸して手形を受け取ったときは、手形貸付金(資産)で処理します。


〇手形貸付金が1,000円増えたので、貸借対照表の資産の部に+1,000円です。
 (資産の増加)
〇現金が1,000円減ったので、貸借対照表の負債の部に+1,000円です。
 (資産の減少)

f:id:puuchama:20190312125234p:plain

 

 

 

 

9.お金を借り入れて手形を振り出したときの仕訳

B社から現金1,000円を借り入れ、B社に対し約束手形を振り出した。

〇次のような仕訳になります。

f:id:puuchama:20190312125437p:plain

現金を借りたので、帳簿の現金を増やします。
お金を借りて手形を振り出したときは、手形借入金(負債)で処理します。


〇現金が1,000円増えたので、貸借対照表の資産の部に+1,000円です。
 (資産の増加)
〇手形借入金1,000円が増えたので、貸借対照表の負債の部に+1,000円です。
 (負債の増加)

f:id:puuchama:20190312125459p:plain



 

 

 

建設業会計仕訳講座初級編もくじ


ポートフォリオもくじへ

www.gyouseishositakkii.com